最近問合せが非常に多いISO29990の規格要求事項について解説していきます。
この記事を読み進めていけば、自社でISO29990 学習サービスマネジメントシステムが構築できるかもしれません。

ISO29990 学習サービスマネジメントシステムの規格要求事項について解説します。

規格項番【4-2】 戦略及びビジネスマネジメント
ISO29990 学習サービスマネジメントでは事業計画を策定し、学習サービスの方針、経営目標を明確にすることを要求しています。

    戦略及びビジネスマネジメント
    学習サービスを提供する組織の事業計画書を作成する
    学習サービスの方針文書を作成する
    学習サービスの目標文書を作成する

があげられます。

ISO29990 学習サービスの事業計画書(アクションプラン)の策定

ISO29990では学習サービス事業者の事業計画書を作成することを要求しています。
事業計画書の中には、売上の目標、受講者数の目標、売上目標達成の為のアクションプランを記載し、
どのタイミングでチェック(監監査・評価)するかを明確にしましょう。

例)
3ヶ月に1回売上目標、受講者数目標に達成しているかを監査し、達成していない場合にはアクションプランの見直し、など実施する

ISO29990 学習サービスの方針文書を作成する

学習サービス事業者における事業の方針です。提供する学習サービスの品質の方針と読み替えても良いですし、
事業者の経営方針と読み替えても良いでしょう。もちろんトップマネジメントによる学習サービスへの思いを方針文書として策定し
従業員や利害関係者へできることが望ましいでしょう。
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ISO29990 学習サービスの目標文書を作成する

ISO29990のコンサルティング支援をする場合には、「定性的な目標」と「定量的な目標」を掲げましょうとサポートする場合があります。
「品質をあげる」「顧客満足度をあげる」という定性的な目標ももちろん重要ですが具体的数値で図れる目標であれば尚、良いと思います。

規格項番【4-2】の解説は以上です。

ISO29990 ① 規格項番4-1について解説
ISO29990 ② 規格項番4-2について解説
ISO29990 ③ 規格項番4-3について解説

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