「使えるSLA(サービスレベル合意書)」へと作成できるようにするスキルを身につけます。
講義とワークショップを通じて、作成が難しいといわれるSLAを、「使えるSLA(サービスレベル合意書)」へと作成できるようにするスキルを身につけます。
顧客満足の向上、自社事業価値の拡大と競合優位性の向上を図るため、
SLA(サービスレベルアグリーメント)の策定とSLM(サービスレベル管理)の実施が必須となってきています。最近国内で急速に普及してきているITILにおいてもSLMはキーファクターとして位置付けられています。
本コースは、「参加者の企業環境に適用するSLAを、テンプレートを使い作成する」ことを目的とし、講師の経験を踏まえて作成した詳細事例を基に、ITILをベースとしたSLAの策定方法・SLMの実施方法を実践的に解説します。1日目でSLA作成とSLM体制のあり方、運用のフレームワークを学び、2日目でこの知識を基に受講者各人の組織に適用できる、「使える」SLA/SLM体制案を作成していきます。会社で実際に使える成果物を持ち帰れますので、SLAの作成、SLM構築運用を通じた現場運用の改善を志す方に最適です。
1.概要
使えるSLA/SLM構築実践コース | |
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対象者 | ISO20000に基づくITサービスマネジメントシステム構築担当の方 |
期間 | 1日間 |
会場 | 貴社 |
講師 | 株式会社グローバルテクノまたは株式会社融合経営 講師 |
言語 | 日本語 |
問合せ・見積 | 本研修に関する問合せ・見積り依頼はこちらから |
2.内容
- SLAの必要性(J-SOX、ITサービスマネジメントとの関係、導入効果)
1.1 ITサービスマネジメント及びJ-SOXとSLA
1.2 SLA/SLMの導入状況と効果 - SLA/サービスレベル管理とは(SLA/SLMの概要)
2.1 SLA/SLMの位置付け
2.2 SLAの定義と形態・形式
2.3 サービスレベル管理のプロセス - SLA策定のプロセス(計画策定、体制構築からプロジェクト管理まで)
3.1 SLA策定計画の考え方
3.2 SLA策定ステップについて
3.3 SLA策定ステップにおけるアウトプット
3.4 SLA策定に必要な体制とアウェアネス
3.5 SLA策定スケジュールの立て方
3.6 プロジェクト管理 - SLAの策定(実践ワークショップ─目標設定からコスト算出、合意文書の策定、運用手順の整備まで)
4.1 要件整理とSLA策定の目的と目標決め
4.2 現状アセスメント
4.3 サービスカタログ(サービスメニュー)の作成
4.4 サービス指標、サービスレベル策定
4.5 サービスコスト算出
4.6 SLA契約の考え方とSLAの合意文書としての取りまとめ4.7SLA運用手順書の作成 - 事例・SLAサンプル集の紹介
開催までの流れ
- (1)お問い合わせ、概算費用の発行
- ご希望の内容、時期、人数などをお知らせください。
概算をEメールにてお届けします。
- (2)日程の調整、仮予約
- 貴社のご希望日程(複数)をお知らせください。
人気講師は日程が早く埋まりますので仮予約をします。
- (3)研修プログラムの決定
- 貴社ご希望内容を考慮し弊社で企画します。
- (4)見積書の発行
- 見積をEメールにてお届けします。
- (5)お申込み
- 弊社指定の申込書を記載し、ご提出ください。
- (6)教材のお届け
- 教材は研修の開始前に貴社宛て送付します。
会場及び機器は、貴社にてご準備をお願いします。
- (7)研修の実施
- 計画どおりに研修を実施します。
- (8)修了証の授与
- 当日又は後日、コース修了証をお渡します。
- (9)ご請求書の発行
- 貴社宛てにご請求書をお届けします。